ミャンマーの現状について

現在ミャンマーの状況は悪化する一方であり、更に酷くなると予想しております。
ある程度平常に戻り安全に旅行が出来るようになるには少し時間が掛かると思われます。
予約変更を何度も繰り返す事はお客様に対して公正さに欠けると判断した結果、現時点で全てキャンセルとし、別の地域への変更や払い戻しに対応致します。
ミャンマー(ビルマ)クルーズを全てキャンセルせざるを得ない状況を発表するのは、非常に悲しい事ですが、ミャンマーへの旅行が可能になった時点でクルーズを再開致します。

パンダウはミャンマーで誕生しました。今でも心の故郷であり、他の国や川での成功の多くはミャンマーでの経験と、特にユニークな探検スタイルを確立できたお蔭だと思っています。
過去26年の間、ミャンマーは最も人気の高い地域の1つです。多くのパンダウ・クラブ・メンバーから強い支持を得ており繰り返し訪問する国です。現時点でミャンマーを訪れる事が出来ず落胆される方々が多いと思いますが、ご理解頂けると信じています。

弊社の7隻はパガンで安全に地元住民によって見守られています。多くの住民がパンダウに勤めていた事があり(もしくは家族の一員)、2世代に渡って弊社に勤務する場合もあります。彼らは船を大事に保管してくれると信じています。現地チームと我々は同じ思いであり、平和が戻れば直ぐに元通り運行したいと考えています。

緊急支援の呼びかけに多数のパンダウのクラブメンバーが快く応えて下さり、寛大な支援と多大な支援金に深く感謝しております。
一週間でUS$100,000以上をご支援頂きパンダウクリニックの運営地域を拡大する事が出来ました。衝撃を受けた多くの地域住民の医療支援に留まらず、人道支援も行っております。ヤンゴンや他の都市などで負傷者を救援している他のNGOにも資金を配分し、更なる大きな貢献となっていると確信しています。

次のリンクから引き続きのご支援を頂けると幸いです。


https://www.pandawclinics.com/

皆様のご理解と変わらぬご支援に深く感謝しております。

現在、ミャンマーの情勢は崩壊し、大都市だけでなく、国内のあらゆる町や村の路上で軍による銃撃などの暴力行為が蔓延しています。
我々のクルーズが運行しているビルマ中部の町や村で、パンダウ・クリニックの医療チームは積極的に負傷した人々に医療援助を行っています。私たちの医師は、デモ参加者と一緒に行動し、すぐ対応できるようにしています。銃で撃たれた被害者を治療しており、その多くは10代の若者です。
先週の木曜日、Pakokkuの近くにあるMyaingという田舎の村で、10人の若者が軍のスナイパーに射殺され、さらに80人が負傷しました。私たちのチームは現在現地に赴き、犠牲者の家族を経済的に支援していますが、彼らの多くはとても貧しいのです。このようなことが、国中の村や町、都市で起こっています。

私たちは、政府の医療施設が閉鎖されている今、ストライキ中のすべての政府職員に医療支援を提供するため、7つの診療所を開設しました。政府の医療施設が閉鎖されている今、長い間確立された非政府の医療ネットワークを持つ私たちは、この時期に支援を行うことができると信じています。
緊急に必要な医療品を購入するために、できる限りの支援が必要とされています。
これによって、自由と民主主義を取り戻そうとしているミャンマーの人々への支援を表明することができます。
パンダウ・クリニックは、2008年のサイクロン・ナルギスの後に設立され、
7つのクリニックでは月に5,000人の患者を治療し、無料で薬を提供しています。
設立以来、50万人以上の患者が無料で治療を受けています。
これらはすべて、パンダウの乗客の皆様のご厚意によって賄われています。

私は40年ビルマと携わってきて、多くのものを得ました。パンダウチャリティーはビルマへ少しでも恩返しする手段です。ビルマで心を豊かにする多くの経験を体験されたお客様も、チャリティーを通して感謝の気持ちを伝えてくださいます。

Paul Strachan パンダウ・クルーズ創立者