パンダウクルーズが解散します

2021年10月25日

パンダウクルーズ社は、新型コロナウィルスが海外旅行に及ぼした影響のためベトナム、カンボジア、ラオスとインドで運航を停止、さらにミャンマーの危機的な政治情勢による運休が長引く中で財務体制が悪化、新型コロナウィルスにより追加の運転資金の調達も難しくなり、誠に残念でありますが、2021年10月25日をもって会社を閉鎖することといたしました。

パンダウ社をサポートしてくださる多くのお客様は2022年へ予約を移し、自信を持ってクルーズ再開をする予定でした。しかし厳しい状況が長引き、2022/2023年冬季シーズンで運行再開するために17隻の船をもう1年保管した後、運航再開の再整備をするための資金が捻出できなくなりました。

この1年、弊社は新しい投資家や他の資金繰りを模索してきましたが、いい結果がでませんでした。

1995年に設立したパンダウは、ブティックシップでベトナム、カンボジア、ラオス、ミャンマーとインドで新しいリバークルーズの境地を拓いてきました。新型コロナの打撃を受けるまでパンダウは多くのリピーターのお客様により、年々予約は増え収益が増加し続け、財務状況は好調でした。

パンダウ社の創立者、ポールストラッチャンは、「お客様、クルー、家族と私にとって非常に悲しい瞬間です。我々の25年間の真の冒険に終止符を打つことになりました。旅行制限が解除されてから弊社のクルーズに乗船することをとても楽しみにされていたお客様をがっかりさせてほんとうに申し訳なく思っております。来年のシーズンに職場に戻ることを期待してパンダウを守り続けた300人以上の陸のスタッフとクルーの期待にも沿うことができず心を痛めております」と述べています。

パンダウクルーズは閉鎖しますが、パンダウチャリティーは継続します。現在も続くミャンマーの危機の中、人々を支える必要があります。パンダウチャリティーを信託している機関の助言を受けながら支援を続けます。